佐
久
市
保
健
福
祉
審
議
会
次
第
成 月 日 木
午 後 時 分
佐 久 市 議 会 棟 全 員 協 議 会 室
開
会
会 長 あ い さ つ
審 議 事 項
佐 久 市 第
期 介 護 保 険 事 業 計 画 ・ 老 人 福 祉 計 画 の 策 定 に つ い て
そ
の
他
佐 久 市 新 型 イ ン フ ル エ ン ザ 等 対 策 行 動 計 画 に つ い て
佐
久
市
老
人
福
祉
計
画
佐 久 市 介 護 保 険 事 業 計 画
〔概要版〕
(素案)
平成27年3月
長野県佐久市
目
次
第1
計画策定にあたって
・・・・・・・・・・・・・・・・
1
1
背景
2
基本理念
3
計画策定の方針
第2
平成37年度
(2025年度)
の推計及び第6期の目標
8
1
平成37年度の推計
2
第6期の目標
第3
日常生活圏域の設定
・・・・・・・・・・・・・・
10
1
日常生活圏域の考え方
2
日常生活圏域の設定
第4
介護保険の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・
11
1
-
1
要介護・要支援認定者の状況
1
-
2
要介護・要支援認定者の見通し
2
-
1
介護保険給付費の状況
第5
介護保険指標の見通し
・・・・・・・・・・・・・
14
1
被保険者の見通し
第6
介護保険料
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
15
第7
地域包括ケアシステムの構築
・・・・・・・・・・
16
1
地域包括支援センターの運営強化
2
地域別包括ケア委員会の充実
3
認知症施策の推進
4
在宅医療・介護の連携体制推進
5
介護予防の推進
第8
地域支援事業
・・・・・・・・・・・・・・・・・
18
1
地域支援事業の概要
2
介護予防・日常生活支援総合事業
3
包括的支援事業
4
任意事業
第9
高齢者福祉
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
21
第10
老人福祉サービス
・・・・・・・・・・・・・・
22
1
第1
計画策定にあたって
1
背景
(1)現状
佐久市では、
「叡智と情熱が結ぶ、21世紀の新たな文化発祥都市」を将来都
市像に定めた、
「第一次佐久市総合計画(後期基本計画)
」及び「世界最高健康
都市構想・世界最高健康都市構想実現プラン」に基づきまして、高齢者がその
人らしい生活を可能とする福祉環境の整備と、介護保険制度を基盤とした多様
な高齢者福祉サービスの提供に取り組み、誰もが等しく生きいきと安心して暮
らすことを可能とする、福祉のまちづくり事業を推進して参りました。
また、平成12年に創設された介護保険制度は、超高齢社会における介護問
題の解決を図るため、国民の共同連帯の理念に基づき、要介護者等を社会全体
で支援する仕組みとして、今日まで15年が経過し、市民の皆様に定着して参
りました。
このような中、本市の高齢者(65歳以上)人口は、平成26年10月1日
現在、27,779人、高齢化率27.9%となっています。今後も高齢化は
進行し、平成32年には、29,677人(30.6%)
、平成37年には、
30,168人(31.9%)に達すると見込まれています。
平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成32年 平成37年
総人口 99,956人 99,716人 99,614人 99,244人 97,111人 94,627人
高齢者人口
〈指数〉
26,516人
〈100.0〉
27,055人
〈102.0〉
27,779人
〈104.8〉
28,191人
〈106.3〉
29,677人
〈112.0〉
30,168人
〈113.8〉 高齢化率 26.6% 27.2% 27.9% 28.4% 30.6% 31.9% (注)1 数値は各年10月1日現在
2 平成24年から26年は、長野県情報政策課による長野県年齢別人口推計結果数値 平
成27年から37年は、国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推計人口
(平成25(2013)年3月推計)」による推計値
3 〈 〉内の数字は、平成24年を100とした指数
(2)計画策定の趣旨
2
第6期計画は、団塊の世代(昭和22年から24年生まれ)が75歳以上の
後期高齢者となる平成37年(2025年)を見据え、段階的に介護サービス
の充実・高齢者を支える地域づくりを進める地域包括ケアシステムの構築を目
指す計画として策定します。
2
基本理念
本計画は、
「第一次佐久市総合計画後期基本計画」に掲げる本市が目指す「み
んなが生涯現役で住みよい健康長寿のまちの形成」を基本理念として、みんな
が生きいきと安心して暮らせるまちづくり実現に向けた施策展開をします。
○重点施策
(1)高齢者支援サービスの推進
ア
保健・医療・福祉・介護の各分野の連携により高齢者を支援します。
イ
高齢者の生きがい事業を推進するとともに、栄養や運動を中心とした
介護予防、疾病予防、生活支援対策など地域支援事業を推進します。
ウ
高齢者虐待や孤独死を未然に防ぐため、地域ぐるみで相談しあえるネ
ットワークの構築に努めます。
エ
地域包括支援センターとの連携を強化し、介護・生活相談体制の充実
を図るとともに、介護予防を推進します。
オ
介護者支援のため、民間との連携を強化し、環境整備を推進します。
(2)高齢者福祉施設の整備
ア
介護保険施設の整備を推進します。
(3)介護保険制度の適正な運営
ア
介護保険法に基づき、適正な事業運営を進めます。
イ
介護保険制度の円滑な運営のため、サービス内容や制度の仕組みなど
の周知を図ります。
(4)成年後見制度の利用促進
ア
判断能力の低下した認知症高齢者などを法律的に保護するため、関係
機関と連携し、成年後見制度の利用の促進と普及に努めます。
(5)地域包括ケアシステムの実現
3 要介護認定者へのサービス
居宅サービス
○訪問介護 ○訪問入浴介護
○訪問看護 ○訪問リハビリテーション
○通所介護 ○通所リハビリテーション
○短期入所生活介護 ○短期入所療養介護
○居宅療養管理指導 ○福祉用具貸与
○特定福祉用具販売 ○住宅改修
地域密着型サービス
○認知症対応型通所介護 ○認知症対応型共同生活介護
○小規模多機能型居宅介護
○地域密着型特定施設入居者生活介護
○地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
施設サービス
○介護老人福祉施設
○介護老人保健施設
○介護療養型医療施設
要支援認定者へのサービス
介護予防サービス
○介護予防訪問介護(※) ○介護予防訪問入浴介護
○介護予防訪問看護
○介護予防通所介護(※)
○介護予防短期入所生活介護 ○介護予防短期入所療養介護
○介護予防居宅療養管理指導 ○介護予防福祉用具貸与
○介護予防特定福祉用具販売 ○介護予防住宅改修
介護予防地域密着型サービス
○介護予防認知症対応型通所介護
○介護予防認知症対応型共同生活介護
○介護予防小規模多機能型居宅介護
介護予防・日常生活支援総合事業(※)
◎介護予防・生活支援サービス事業
◎一般介護予防事業
経済的負担の軽減
○高額介護サービス費
○高額医療合算介護サービス費
○補足給付(特定入所者介護サービス費)
○社会福祉法人等による利用者負担軽減事業
○佐久市介護保険利用者負担援護事業
(※)については、平成28年度中(予定)に移行となります。 主な介護保険サービス・地域支援事業・高齢者福祉事業
介護保険
○介護予防訪問リハビリテーション
4
介護予防・日常生活支援総合事業
介護予防・生活支援サービス事業
○訪問型サービス事業
○通所型サービス事業
○その他の生活支援サービス事業
○介護予防ケアマネジメント事業
一般介護予防事業
○介護予防普及啓発事業
○地域介護予防活動支援事業
○介護予防把握事業
○地域リハビリテーション活動支援事業
○一般介護予防事業評価事業
包括的支援事業
○地域包括支援センターの運営に関する事業
○地域別包括ケア委員会
○在宅医療・介護連携体制にの推進に関する事業
○認知症施策推進に関する事業
○生活支援サービスの体制整備に関する事業
任意事業
○介護給付費等費用適正化事業
○家族介護支援事業
○その他事業
・成年後見制度利用支援等事業
・住宅改修支援事業
・介護相談員派遣事業
・認知症サポーター等養成事業
6
3
計画策定の方針
(1)計画策定の方針
本 計画 は 、
「 第 一次 佐 久 市総 合 計画 後期 基 本 計画 」
、
「 世 界最 高 健 康都 市構
想・世界最高健康都市構想実現プラン」
、
「佐久市地域福祉計画」を上位計画
とし、国の「介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保するための基
本的な指針」に対応したものとするとともに、
「佐久市健康づくり21計画」
、
「佐久市障害者プラン」等との整合性を図るものとします。
(2)計画期間
本計画の期間は、基本指針
※に即して、平成27年度から平成29年度まで
の3年間とします。
※基本指針・・・厚生労働省「介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を
確保するための基本的な指針」
(3)計画策定に向けた取り組み及び体制
本計画は、佐久市介護保険事業計画等策定懇話会及び佐久市保健福祉審議
会において、学識経験者、保健・医療・福祉関係者など、市民の方々の意見
を聴きながら策定しました。
また、本市の高齢者の実態を把握し、本計画策定のための基礎資料、今後
の事業運営の参考とするため、郵送等により、平成25年12月から平成
26年1月にかけて、市内在住の「要介護・要支援の認定を受けていない第
1号被保険者」
(元気高齢者実態調査)400人と、
「要介護・要支援の認定
を受けている被保険者」
(居宅要介護・要支援認定者等実態調査)1,700
人を対象に高齢者実態調査を行いました。
この他、市内5圏域の地域包括支援センターからの意見聴取(平成26年
10月から11月)
、居宅介護支援事業者へのアンケート調査(平成26年
10月から11月)などを行いました。
なお、庁内においては、各部の庶務担当課長等で組織されている企画調整
委員会幹事会、副市長及び各部の部長等で組織されている企画調整委員会で
検討をいただきました。
○高齢者実態調査
調査区分 対象者数 回答数
元気高齢者実態調査 400人 301人
7
佐 久 市 地 域
福 祉 計 画
佐 久 市 介
護 保 険 事
業 計 画
佐 久 市 老
人 福 祉 計
画
佐 久 市 障
害 者 プ ラ
ン
次 世
代 育 成 支 援
対 策 佐
久 市 行 動 計
画
〔 計画の位置づけ 〕
計 画 第 一 次 佐 久 市 総 合 計 画
世界最高健康都市構想・世界最高健康都市構想実現プラン
佐 久 市 健
康 づ く り
21
(両計画の関係)
○佐久市老人福祉計画
対象 :すべての高齢者
○ 佐久市介護保険事業計画
8
第2
平成37年度(2025年度)の推計及び第6期の
目標
1
平成37年度の推計
(1)総人口及び第1号被保険者数
(単位
:
人)
総人口
94
,
627
第1号被保険者数
30
,
168
65歳~74歳
12
,
530
75歳以上
17
,
638
(2)介護(予防)サービス給付費及び地域支援事業費
(単位
:
千円)
介護(予防)サービス給付費
11
,
097
,
530
介護予防サービス給付費
20,148
人
336
,
330
介護サービス給付費
159,864
人
10
,
761
,
200
その他給付費
677
,
470
小
計
11
,
775
,
000
地域支援事業費
535
,
000
合
計
12
,
310
,
000
保険料(基準月額)
8
,
000円から8
,
500円
程度
2
第6期の目標
(
1
)
地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組み
ア
介護給付等対象サービスの充実・強化
地域における継続的な支援体制の整備を図る。その際、重度の要介護
者、単身や夫婦のみの高齢者世帯、認知症の高齢者の増加等を踏まえサ
ービスを検討する。
イ
在宅医療・介護連携を図るための体制の整備
9
ウ
介護予防の推進
高齢者本人へのアプローチだけではなく、地域の中に生きがい・役割
をもって生活ができるような居場所と出番づくりなど、高齢者本人を取
り巻く環境へのアプローチも含めた、バランスのとれた施策を推進する。
エ
日常生活を支援する体制の整備
日常生活上の支援が必要な高齢者が、地域で安心して在宅生活継続し
ていくために必要となる多様な生活支援サービス整備するため、事業主
体の支援・協働体制の充実・強化を図る。
オ
高齢者の住まいの安定的な確保
住まいは、
保健・医療・介護などのサービスが提供される前提であり、
高齢者向け住まいが、地域におけるニーズに応じ適切に供給される環境
を確保していく。
(
2
)
認知症施策の推進
今後増加する認知症高齢者に適切に対応するため、認知症ケアパスを確
立しながら、早期診断・対応等本人・家族への支援を実施する体制を構築
する。
要介護認定者
へのサービス
(介護給付)
要支援認定者
へのサービス
(予防給付)
地域支援事業 要支援~
元気高齢者への サービス (地域支援事業)
福 祉
保険・医療
地 域
高齢者
10
第3
日常生活圏域の設定
1
日常生活圏域の考え方
佐久市は、市を5圏域に設定しています。
これは、身近な生活圏域に、様々なサービス拠点が連携する「面の整備」を
行うことにより、地域住民が公共サービスを含めた様々なサービスの担い手と
して参加し、コミュニティの再生や新たな公共空間の形成が図られることで、
住み慣れた地域での生活継続が可能となるためです
面積や人口だけでなく、行政区、住民の生活形態、地域づくりの活動の単位
などそれぞれの地域の特性を踏まえて設定しています。
2
日常生活圏域の設定
(平成26年4月現在)
(単位:人)
日常生活
圏域
地
区
圏域人口
高齢者人口
岩村田・東
地域
岩村田・小田井・
平根・三井・志賀
27,840
6,436
中込・野沢
地域
中込・平賀・
内山・野沢・大沢
26,515
7,104
佐久中部
地域
中佐都・高瀬・
岸野・桜井・前山
15,825
4,061
臼田地域
臼
田
13,975
4,525
浅科・望月
地域
浅科・望月
15,841
5,157
計
99,996
27,283
11
第4
介護保険の状況
1
-
1
要介護・要支援認定者の状況
高齢化の進展、介護保険制度の定着により要介護・要支援認定者数は年々
増加し、平成26年10月現在4,900人となっています。そのうち、要
支援認定者数は872人で前年比5.3%の増加であり、要介護認定者数は
4,028人で前年比1.2%の減少となっています。
また、認定者の95%程度が介護保険サービスを利用しており、5%が未
利用の状況となっています。
○要介護度別認定者数
(単位:人)
介護度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
要支援
746
828
872
要支援1
266
307
330
要支援2
480
521
542
要介護
3
,
894
4
,
074
4
,
028
要介護1
806
890
959
要介護2
976
1
,
049
1
,
065
要介護3
796
804
720
要介護4
687
717
675
要介護5
629
618
609
合
計
4
,
640
4
,
906
4
,
900
12
本市における要介護・要支援認定者の見通しについては、被保険者数の推計
に、平成24年度及び平成26年度認定者数実績から算出した認定率を推計し、
それを用いることで要介護・要支援認定者数を介護度別に推計しています。
平成26年度と平成29年度との比較で8.9%増加すると予測されます。
●要介護度別認定者数
推計
(単位:人)
介護度
平成27年度
推計
平成28年度
推計
平成29年度
推計
要支援
944
1
,
019
1
,
097
要支援1
367
406
447
要支援2
577
613
650
要介護
4
,
129
4
,
176
4
,
239
要介護1
1
,
044
1
,
123
1
,
210
要介護2
1
,
119
1
,
160
1
,
202
要介護3
688
645
610
要介護4
676
664
652
要介護5
602
584
565
合計
5
,
073
5
,
195
5
,
336
13
介護保険給付費は、平成24年度が7,498,233千円、平成25年度
が7,820,062千円となっており、前年度比4.3%の増加となってい
ます。
平成26年度は、8,008,486千円と見込んでいます。
(単位:千円)
項
目
平成24年度
平成25年度
平成26年度
見込み
居宅サービス
3,638,566
3,711,768
3,753,786
地域密着型サービス
348,061
381,149
427,686
住宅改修
13,658
13,785
8,544
居宅介護支援
460,362
471,939
465,680
施設サービス
2,770,848
2,954,387
3,043,672
介護予防サービス
266,738
287,034
309,118
14
第5
介護保険指標の見通し
1
被保険者の見通し
本市における被保険者数の見通しは、平成26年度60,401人、平成
27年度60,753人、平成28年度60,862人、平成29年度
60,973人で、平成26年度と平成29年度との比較で0.95%増加す
ると予測されます。
また、第1号被保険者(65歳以上)数においては、平成26年度
27,439人、平成27年度28,191人、平成28年度28,487人、
平成29年度28,785人で、平成26年度と平成29年度との比較で
4.9%増加すると予測されます。
第2号被保険者(40歳~64歳)数は、平成26年度32,962人、平
成27年度32,562人、平成28年度32,375人、平成29年度
32,188人と予測されます。
15
第6
介護保険料
介護保険給付費の財源の負担割合は、国25%(施設給付費分は20%)
、県
12.5%(施設給付費分は17.5%)
、市町村12.5%、40~64歳ま
での第2号被保険者28%、65歳以上の第1号被保険者22%の負担率とな
っています。
なお、国が負担する25%のうち5%の部分は調整交付金として取り扱われ、
第1号被保険者の年齢構成および所得水準に応じた率により調整し交付されま
す。
第1号被保険者の介護保険料は、平成27年度から平成29年度の3か年の
介護保険給付費の見込額と地域支援事業の介護保険負担額等と第1号被保険者
数により算定し、基準額は月額(※介護報酬等が確定しないため、現在のとこ
ろ未定です。
)円とします。
介護保険給付費の見込み
(
単位:千円
)
項
目
平成27年度
平成28年度
平成29年度
居宅サービス給付費
3,861,292
3,890,325
4,010,027
地域密着型サービス給付費
448,087
461,992
482,683
住宅改修給付費
9,871
8,752
8,259
居宅介護支援給付費
477,991
474,720
480,448
施設サービス給付費
3,111,329
3,258,613
3,280,680
介護予防サービス給付費
365,600
336,415
276,357
その他の介護給付
の見込額598,468
636,259
676,629
計
8,872,638
9,067,076
9,215,083
地域支援事業
(
単位:千円
)
項
目
平成27年度
平成28年度
平成29年度
地域支援事業の見込額
209,345
385,382
434,894
16
第7
地域包括ケアシステムの構築
超高齢社会が進行する中、高齢者の尊厳、個別性の尊重を基本に、自立支援
を行いながらできる限り住み慣れた地域で、在宅を基本とした生活の継続を支
援することを目指して、高齢者サービス全体の量的拡充を図る必要があります。
また、単独・夫婦のみ世帯の増加、認知症を有する高齢者の増加、医療と介
護の双方を要する高齢者の増加など、高齢者の状態像の変化を踏まえた地域で
のサービスシステムの機能強化が不可欠です。
高齢者が住み慣れた佐久市で生活を継続できるようにするため、地域包括支
援センター、
地域別包括ケア委員会、
認知症対策、
在宅医療と介護、
介護予防、
生活支援を柱に地域包括ケアシステムを構築していきます。
1. 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー の 運営強化
*高齢者の相談・支援の拠点
*介護予防ケアマネジメント *地域別包括ケア委員会運営 *虐待や困難ケースへの
早期対応・支援
5.介護予防の推進
*介護予防・生活支援
サービス事業 *一般高齢者施策 *その他施策 2.地域別包括ケア委員会
の充実
*生活圏域ごとに、高齢者を
支 え る 市 民 や 多 様 な 団 体 による委員会
* 高 齢 者 支 援 を 視 点 に 地 域 づくりを行う
4.在宅医療・介護の連携体制の推進
*医療介護連携推進協議会 *医療・介護関係機関の連携
*在宅医療・介護に関する市民啓発 *24時間対応の在宅医療提供体制
6.多様な生活支援 サービスの体制整備
* 生 活 支 援 コ ー デ ィ ネ ー
ターの配置
3.認知症施策の推進
*認知症サポーター養成講座
*認知症地域支援推進員配置 * 認 知 症 初 期 集 中 支 援 チ ー ム
の設置
*徘徊高齢者の見守り体制 ・小規模多機能型居宅介護
・短期入所生活介護 等
■介護予防サービス
17
1
地域包括支援センターの運営強化
高齢者の心身の健康維持、保健、福祉、医療の向上、生活の安定のための必
要な支援を包括的に行う中核機関として、市内に設定した5箇所の日常生活圏
域ごとに地域包括支援センターを設置しています。
地域包括支援センターは、地域との連携を強化し、地域全体で高齢者を支え
る体制づくりを進めるとともに、高齢者虐待をはじめ困難ケースへの早期対
応・支援を行うなど、関係機関等との連携強化に努めてまいります。
2
地域別包括ケア委員会の充実
地域における多様な社会資源の調査・把握を行うとともに、地域における問
題解決や広域的な課題について検討し、地域の特性を考慮した地域包括ケア体
制の整備を行うため、生活圏域ごとに地域別包括ケア委員会を平成24年度よ
り設置しています。
福祉・医療の専門家だけではなく、区長・民生児童委員・商店会・金融機関
など高齢者を支える市民や多様な団体に委員会に参加していただくことにより、
様々な視点で、生活圏域ごとの特色を生かした、高齢者を支える地域づくりを
目指していきます。
3
認知症施策の推進
要介護認定者のうち、何らかの認知症状を有している高齢者は、平成25年
10月現在で、2,131人と、高齢者の13人に1人の割合であり、増加傾
向にあります。
そのため、本人や家族を継続的に支援する体制の整備や認知症の対応を適切
に行うための理解が重要となっています。
そこで、認知症対応の専門性を有する認知症地域支援推進員を配置し、地域
の認知症ケアと医療との連携を強化し、認知症の医療と介護の切れ目ない提供
と、認知症であっても安心して生活できる地域づくりを目指しています。
18
4
在宅医療・介護の連携体制の推進
高齢者ができるだけ住み慣れた地域で、医療・介護を受けながら、いきいき
と自立した生活を営めるよう支えるには、地域において安心して医療や介護を
受けることができる基盤を整えることが不可欠となります。今後急速に進展す
る高齢者ニーズの変化に対応し、こうした保健・医療・福祉の連携機能を構築
していくことを目指し、在宅医療・介護の連携体制推進事業に取り組んでまい
ります。
5
介護予防の推進
高齢者が健康でいきいきとした生活を送るためには、要介護状態になること
や、要介護状態が悪化することを防ぐために「介護予防」を推進します。
また、自立支援に資する取り組みを推進し、高齢者が活動的で生きがいを持
てる生活を営むことができる地域づくりを「介護予防」の視点で推進します。
6
多様な生活支援サービスの体制整備
19
第8
地域支援事業
1
地域支援事業の概要
地域支援事業は、
「介護予防
・
日常生活支援総合事業」
、
「包括的支援事業」
、
「任
意事業」を実施することにより、高齢者が生きがいをもって、社会参加・社会
的役割をもつことにより、被保険者が要支援・要介護状態(以後「要介護状態
等」
)となることを予防するとともに、要介護状態等となった場合においても、
可能な限り、地域において自立した日常生活を営むことができるよう支援する
ことを目的としたものです。
「介護予防・日常生活支援総合事業」は平成28年
度より(予定)取り組みます。
地域支援事業の見込額は、介護保険給付費見込額に対する割合で、平成26
年度までは2
.
5%以内で実施してきました。佐久市においては、平成27年度
以降は、介護支援1・2の方の利用する通所介護及び訪問介護の事業移行と地
域包括ケアシステムの構築を考慮し、地域支援事業費の給付額を5%以内とし
ています。
地域支援事業
(単位:千円)
区
分
平成27年度
平成28年度
平成29年度
介護保険給付費見込額 8,872,639 9,067,076 9,215,083
地域支援事業の率(%) 2.4% 4.3% 4.8%
地域支援事業の見込額 209,345 385,382 434,894
介護予防事業(総合事業) 83,824 232,361 281,873
包括的支援事業 103,481 130,981 130,981
任意事業 22,040 22,040 22,040
2
介護予防・日常生活支援総合事業
(1)介護予防・日常生活支援総合事業の目的
介護予防事業は、要介護状態等になることを予防する目的で実施されるもの
です。
20
行政機関・保健医療関係機関・福祉関係機関・地域住民組織等の協力を得て、
地域包括支援センターと連携をとりながら、継続的にサービスが提供できるよ
うにする必要があります。
(2)介護予防・生活支援サービス事業
介護予防・生活支援サービス事業は、要支援者等の多様な生活支援のニーズ
に対応するため、介護予防訪問介護等のサービスに加え、住民主体の支援等も
含め、多様なサービスを制度の対象として支援します。
対象者は、これまでは「要介護状態等となるおそれの高い人」でしたが、こ
れからは「要支援者に相当する人」と基準が変わります。対象者は、介護認定
は必ずしも必要なく、基本チェックリストで生活機能の低下が認められ、介護
予防ケアマネジメントを通じてサービス事業の必要性が認められた人となりま
す。
事業体系は、介護予防・生活支援サービス事業では、
「訪問型サービス」
、
「通
所型サービス」
、
「その他の生活支援サービス」及び「介護予防ケアマネジメン
ト」となります。
第6期においては、これまでの介護予防事業を介護予防・生活支援サービス
事業に応じた事業体系に移行させて行きます。
(3)
一般介護予防事業
一般介護予防事業は、高齢者が、生きがいをもって、生き生きと暮らすこと
を地域全体で支援し、生活機能の維持・向上を図ることを目的としています。
このため、高齢者の社会参加を促進していくことや高齢者を中心としたグルー
プの形成、世代間交流を図ることに合わせて、介護予防に関して、地域全体が
関心を持ち合うコミュニティの形成を図ります。
一般介護予防事業では、
「介護予防把握事業」
、
「介護予防普及啓発事業」
、
「地
域介護予防活動支援事業」
、
「一般介護予防事業評価事業」
、
「地域リハビリテ―
ション活動支援事業」を実施していきます。
対象者は、第1号被保険者のすべての者及びその支援のための活動に関わる
者となります。
3
包括的支援事業
地域包括ケアシステムの構築に係る事業を展開していきます。
4
任意事業
21
介 護 予 防 ・ 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 概 要
一般高齢者施策
・介護予防普及啓発事業
はつらつ音楽サロン事業 転倒骨折予防事業 はつらつ水中ウォーク事業 認知症予防相談・啓発事業
脳の健康度測定事業 等
・地域介護予防活動支援事業
お達者応援団育成塾
認知症にやさしい地域づくりネット
ワーク事業
地域福祉ネットワーク事業
・地域リハビリテーション活動支援事業
お出かけリハビリテーション
・介護予防把握事業
75歳お達者訪問事業 80歳お達者訪問事業
・訪問型サービス
訪問介護
保健師・栄養士・歯科衛生士等 による訪問
・通所型サービス
通所介護
介護予防ふれあいサロン事業 元気向上教室
・その他の生活支援サービス
・介護予防ケアマネジメント
・健康づくり
施策
・高齢者福祉 施策
・地域づくり 施策
など
介護予防
生活支援サービス事業
その他施策
連携 連携
22
第9
高齢者福祉
超高齢社会の到来により、高齢者が地域社会の中で、健康で生き生きと過ご
し、様々な活動に参加できるような生活環境の場を創出していくことが必要で
す。
23
第10
老人福祉サービス
ひとり暮らし高齢者及び高齢者世帯の増加により、在宅での生活困難者につ
いては養護老人ホームへの入所措置を行うなどその人にあった支援を行ってい
ます。
また、在宅での生活が困難な場合など住民ニーズに沿って特別養護老人ホー
ム、軽費老人ホーム、有料老人ホーム等に関する全般的な相談支援を実施して
います。
(めざす目的・成果)
(6)サービス付き高齢者向け住宅 2節 老人福祉サービス
1 老人福祉施設等
(1)養護老人ホーム
(2)軽費老人ホーム、生活支援ハウス
視 点 方 針 事 業
入所者の目的に合わせた
施設利用ができ、個人の尊
厳が保てる施設の環境
(4)宅幼老所
24
第11
介護保険施設の整備
第5期介護保険事業計画における施設整備は、5つの生活圏域ごとの利用予
測に基づき整備を進めてきました。
「認知症対応型共同生活介護(グループホー
ム)
」18床を中込・野沢地域に1事業所、
「小規模多機能型居宅介護」を平成
25年度に佐久中部地域、臼田地域に各1事業所(定員25人)の指定(整備)
をしました。
また、平成26年度には、中込・野沢地域と浅科・望月地域に各1事業所(定
員25人)の「小規模多機能型居宅介護」の指定(整備)をしています。
【 指 定 状 況 】
地 域 密 着 型 サ ー ビ ス 指 定 事 業 者
認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護
( グ ル ー プ ホ ー ム )
認 知 症 対 応 型 通 所 介 護
( 認 知 症 デ イ サ ー ビ ス )
小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 1 1 1 1 1
2 0 1 2 1
2 1 1 1 1
市 内 日 常 生 活 圏 域 ( 5 圏 域 )
岩 村 田 ・ 東 中 込 ・ 野 沢 佐 久 中 部 臼 田 浅 科 ・ 望 月
第6期計画における介護保険施設及び居住系施設の施設整備は、以下の表の
とおりとなっています。
【整備計画】
注 1 ) 広 域 連 合 の 勝 間 園 に つ い て は 、 平 成 2 9 年 度 の 閉 設 に 伴 い 、 平 成 3 0 年 度 か ら 民 設 民 営 に よ り 3 0 床 増 や し 1 0 0 床 と す る 予 定
注 2 ) 介 護 老 人 保 健 施 設 「 み す ず 苑 」 の 閉 苑 に 伴 い 、 平 成 2 9 年 度 民 設 民 営 に よ り 介 護 老 人 保 健 施 設 を 開 設 予 定
注 3 ) 介 護 老 人 保 健 施 設 の 「 安 寿 苑 ( 8 2 床 ) 」 が 移 転 予 定 ※ 年 度 区 分 は 開 設 年 度 で 記 載 し て い ま す 。
平成32年 度
平成32年 度末
施設種類
第 5 期 末 第 6 期 第 7 期
平成26年 度末
平成27年 度
50 注 1 ) 勝 間 園
平成29年 度
平成29年 度末
平成30年 度
平成31年 度 平成28年
度
600 30 630
地域密着型介護老 人福祉施設
0 0
介 護 老 人 保 健 施 設
366 注 2 )
み す ず 苑 注 3 ) 安 寿 苑 移 転
366
介 護 療 養 型 医 療 施 設
92
居 住 系 施 設
グ ル ー プ ホ ー ム
87
介
護
保
険
施
設
介 護 老 人 福 祉 施 設
550
87 92
地域密着型特定施 設生活介護
0
合計 1,095 0 50 0 600 30 0 0 1,175
( 単 位 : 床 数 )
25 圏域ごとの施設定員数
(52) 19人 (20) 21人
21人 23人
( 1 2 0 ) 79人 (82) 90人
( 1 3 0 ) 149人 (100) 168人
(-) 12人 (-) 13人
13人 14人
(70) 52人 (94) 55人
( 1 0 0 ) 97人 (120) 103人
(20) 16人
18人
(-) 69人
( 1 0 0 ) 129人
(24)
介護老人保健施設 介護老人保健施設
岩 村 田 ・ 東 地 域 中 込 ・ 野 沢 地 域
(18)
生 活 圏 域 別 施 設 計 画
介 護 保 険 施 設
介護療養型医療施設 グループホーム
介 護 保 険 施 設
介護療養型医療施設 グループホーム
介護老人福祉施設 介護老人福祉施設
グループホーム
臼 田 地 域
介護老人保健施設
(9)
介護老人保健施設
(18)
佐 久 中 部 地 域
介護老人福祉施設 介護老人福祉施設
介 護 保 険 施 設
介護療養型医療施設 グループホーム
介 護 保 険 施 設
介護療養型医療施設 グループホーム
介 護 保 険 施 設
介護療養型医療施設
介護老人保健施設
(18)
介護老人福祉施設
浅 科 ・ 望 月 地 域
表の見方
* 圏域ごとの施設定員数
* ( )内 ・ ・ ・整備済施設の定員数
佐
久
市
老
人
福
祉
計
画
佐 久 市 介 護 保 険 事 業 計 画
(素案)
平成27年3月
は
じ
め
に
写真
佐久市は、
『第一次佐久市総合計画』のひとつとして、
「みんなが生涯現役で住みよ
い健康長寿のまちの形成」を目指してまいりました。
佐久市の介護保険計画は、第5期の計画においても、認知症施策や医療と介護の連
携、生活支援サービスなどの、地域の包括的な支援・サービス提供体制を実現する取
り組みを推進してまいりました。
高齢者の皆さんが安心して安全に地域で暮らすための支援として、
「生きがい対策
事業」
や
「生活支援対策事業」
さらに
「介護予防事業」等、
きめ細かな事業を展開し、
その取組みにより、多くの皆さんが地域活動を行い、生きがいを持って健康的な生活
を送れる「健康長寿のまち」として、全国に知られております。
一方で、当市の高齢化率は、平成26年4月現在、27.6%となり、全国値の
25.6%を大きく上回っております。
これから、
「団塊の世代」が75歳以上となる2025(平成37)年に向け、段
階的な充実の方向を示しつつ、住み慣れた地域で継続して生活するため、地域の実情
を踏まえた取組みをより一層、推進する必要があります。
このような状況を踏まえ、
「佐久市介護保険事業計画等策定懇話会」のご意見をい
ただき、2025年に向け、第5期での取り組みをさらに発展させ、在宅医療・介護
連携との取り組みを本格化するという位置づけの中で、ここに、第6期佐久市介護保
険事業計画を策定いたしました。
あらためまして、
「みんなが生涯現役で、住みよい健康長寿のまちの形成」を基本
理念とし、
「みんなが生きいきと安心して暮らせるまちづくり」
「世界最高健康都市づ
くりの推進」を行う中で、今後さらなる事業の推進に努めてまいりたいと考えており
ますので、今後とも一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本計画の策定にあたり、ご協力をいただきました多くの皆様に深く感謝申
し上げます。
平成27年3月
佐 久 市 老
人 福 祉 計
画
佐久市介護保険事業計画
目次
第1章
総
論
第1節
計画策定にあたって
1
背景
………
1
2
基本理念
………
2
3
計画策定の方針
………
6
第2節
平成37年度(2025年度)の推計及び第6期の目標
1
平成37年度の推計
………
8
2
第6期の目標
………
8
第3節
日常生活圏域の設定
1
日常生活圏域の考え方
………
10
2
日常生活圏域の設定
………
10
第2章
介
護
保
険
第1節
介護保険の状況
1
要介護・要支援認定者の状況
………
12
2
居宅サービスの状況
………
13
3
地域密着型サービスの状況
………
18
4
住宅改修の状況
………
20
5
居宅介護支援の状況
………
20
6
施設サービスの状況
………
20
7
介護予防サービスの状況
………
22
8
介護保険給付費の状況
………
27
第2節
介護保険指標の見通し
1
被保険者の見通し
………
28
2
要介護・要支援認定者の見通し
………
29
第3節
介護保険サービス必要量の見込み
1
居宅サービス
………
30
2
地域密着型サービス
………
35
3
住宅改修
………
37
第4節
介護保険料
1
介護保険料
………
45
第5節
その他の介護保険事業
1
相談・苦情対応
………
46
2
経済的負担の軽減
………
47
3
地域密着型サービス事業者指定及び更新
………
48
第3章
地
域
支
援
第1節
地域包括ケアシステムの構築
1
地域包括支援センターの運営強化
………
49
2
地域別包括ケア委員会の充実
………
49
3
認知症施策の推進
………
50
4
在宅医療・介護の連携体制の推進
………
50
5
介護予防の推進
………
50
6
多様な生活支援サービスの体制整備
………
50
第2節
地域支援事業の状況及び見込み
1
地域支援事業の概要
………
51
2
介護予防・日常生活支援総合事業
………
53
(1)介護予防・日常生活支援総合事業の目的
………
53
(2)介護予防・生活支援サービス事業
………
54
(3)一般介護予防事業
………
58
3
包括的支援事業
………
65
4
任意事業
………
68
第4章
高
齢
者
福
祉
第1節
生き生きと安心して暮らせるサービス
74
1
生きがい対策事業
………
75
2
生活支援事業
………
79
第2節
老人福祉サービス
86
1
老人福祉施設等
………
86
第5章
介護保険施設の整備
第1節
介護保険施設等整備方針
1
施設整備方針
………
89
2
地域密着型サービス事業者等整備方針
………
90
資
料
編
-1-
第1章
総
論
第1節
計画策定にあたって
1
背景
(1)現状
佐久市では、
「叡智と情熱が結ぶ、21世紀の新たな文化発祥都市」を将来都市像
に定めた、
「第一次佐久市総合計画(後期基本計画)
」及び「世界最高健康都市構想・
世界最高健康都市構想実現プラン」に基づきまして、高齢者がその人らしい生活を可
能とする福祉環境の整備と、
介護保険制度を基盤とした多様な高齢者福祉サービスの
提供に取り組み、誰もが等しく生きいきと安心して暮らすことを可能とする、福祉の
まちづくり事業を推進して参りました。
また、平成12年に創設された介護保険制度は、超高齢社会における介護問題の解
決を図るため、国民の共同連帯の理念に基づき、要介護者等を社会全体で支援する仕
組みとして、今日まで15年が経過し、市民の皆様に定着して参りました。
このような中、本市の高齢者(65歳以上)人口は、平成26年10月1日現在、
27,779人、高齢化率27.9%となっています。今後も高齢化は進行し、平成
32年には、29,677人(30.6%)
、平成37年には、30,168人(3
1.9%)に達すると見込まれています。
平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成32年 平成37年
総人口 99,956人 99,716人 99,614人 99,244人 97,111人 94,627人
高齢者人口
〈指数〉
26,516人
〈100.0〉
27,055人
〈102.0〉
27,779人
〈104.8〉
28,191人
〈106.3〉
29,677人
〈112.0〉
30,168人
〈113.8〉 高齢化率 26.6% 27.2% 27.9% 28.4% 30.6% 31.9% (注)1 数値は各年10月1日現在
2 平成 24年から 26年は、長野県情報政策課による長野県年齢別人口推計結果数値 平成 27
年から37年は、国立社会保障・人口問題研究所による推計値
3 〈 〉内の数字は、平成24年を100とした指数
(2)計画策定の趣旨
「老人福祉計画・介護保険事業計画」
(以下、計画という)は、本市の高齢者福祉施
策の基本となるもので、取り組む課題を明らかにし、目標を定めるものです。この計
画は、
「老人福祉計画」
(老人福祉法)と介護保険事業計画(介護保険法)を一体的に
策定するもので、第6期計画(平成27年度から29年度)は第5期計画(平成24
年度から26年度)を見直し、新たに策定するものです。
-2-
者となる平成37年(2025年)を見据え、段階的に介護サービスの充実・高齢者
を支える地域 づくりを 進める地域包 括ケアシ ステムの構築 を目指す 計画として策定
します。
2
基本理念
本計画は、
「第一次佐久市総合計画後期基本計画」に掲げる本市が目指す「みんな
が生涯現役で住みよい健康長寿のまちの形成」を基本理念として、みんなが生きいき
と安心して暮らせるまちづくり実現に向けた施策展開をします。
○重点施策
(1)高齢者支援サービスの推進
ア
保健・医療・福祉・介護の各分野の連携により高齢者を支援します。
イ
高齢者の生きがい事業を推進するとともに、
栄養や運動を中心とした介護予
防、疾病予防、生活支援対策など地域支援事業を推進します。
ウ
高齢者虐待や孤独死を未然に防ぐため、
地域ぐるみで相談しあえるネットワ
ークの構築に努めます。
エ
地域包括支援センターとの連携を強化し、介護・生活相談体制の充実を図る
とともに、介護予防を推進します。
オ
介護者支援のため、民間との連携を強化し、環境整備を推進します。
(2)高齢者福祉施設の整備
ア
介護保険施設の整備を推進します。
(3)介護保険制度の適正な運営
ア
介護保険法に基づき、適正な事業運営を進めます。
イ
介護保険制度の円滑な運営のため、
サービス内容や制度の仕組みなどの周知
を図ります。
(4)成年後見制度の利用促進
ア
判断能力の低下した認知症高齢者などを法律的に保護するため、
関係機関と
連携し、成年後見制度の利用の促進と普及に努めます。
(5)地域包括ケアシステムの実現
-3- 要介護認定者へのサービス
居宅サービス
○訪問介護 ○訪問入浴介護
○訪問看護 ○訪問リハビリテーション
○通所介護 ○通所リハビリテーション
○短期入所生活介護 ○短期入所療養介護
○居宅療養管理指導 ○福祉用具貸与
○特定福祉用具販売 ○住宅改修
地域密着型サービス
○認知症対応型通所介護 ○認知症対応型共同生活介護
○小規模多機能型居宅介護
○地域密着型特定施設入居者生活介護
○地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
施設サービス
○介護老人福祉施設
○介護老人保健施設
○介護療養型医療施設
要支援認定者へのサービス
介護予防サービス
○介護予防訪問介護(※) ○介護予防訪問入浴介護
○介護予防訪問看護
○介護予防通所介護(※)
○介護予防短期入所生活介護 ○介護予防短期入所療養介護
○介護予防居宅療養管理指導 ○介護予防福祉用具貸与
○介護予防特定福祉用具販売 ○介護予防住宅改修
介護予防地域密着型サービス
○介護予防認知症対応型通所介護
○介護予防認知症対応型共同生活介護
○介護予防小規模多機能型居宅介護
介護予防・日常生活支援総合事業(※)
◎介護予防・生活支援サービス事業
◎一般介護予防事業
経済的負担の軽減
○高額介護サービス費
○高額医療合算介護サービス費
○補足給付(特定入所者介護サービス費)
○社会福祉法人等による利用者負担軽減事業
○佐久市介護保険利用者負担援護事業
(※)については、平成28年度中(予定)に移行となります。 主な介護保険サービス・地域支援事業・高齢者福祉事業
介護保険
○介護予防訪問リハビリテーション
-4- 介護予防・日常生活支援総合事業
介護予防・生活支援サービス事業
○訪問型サービス事業
○通所型サービス事業
○その他の生活支援サービス事業
○介護予防ケアマネジメント事業
一般介護予防事業
○介護予防普及啓発事業
○地域介護予防活動支援事業
○介護予防把握事業
○地域リハビリテーション活動支援事業
○一般介護予防事業評価事業
包括的支援事業
○地域包括支援センターの運営に関する事業
○地域別包括ケア委員会
○在宅医療・介護連携体制にの推進に関する事業
○認知症施策推進に関する事業
○生活支援サービスの体制整備に関する事業
任意事業
○介護給付費等費用適正化事業
○家族介護支援事業
その他事業
○成年後見制度利用支援等事業
○住宅改修支援事業
○介護相談員派遣事業
○認知症サポーター等養成事業
-5- 生きがい対策事業
○老人クラブ活動助成事業
○長寿・米寿お祝い事業
○敬老会補助事業
○生きがい活動拠点の運営事業
○外国人高齢者及び外国人障害者特別給付金支給事業
○佐久シルバー人材センター運営事業
生活支援事業
○高齢者実態調査
○生活管理指導短期宿泊事業
○あいとぴあ臼田短期入所事業
○高齢者共同宿泊支援事業
○ひとり暮らし高齢者緊急通報システム事業
○ひとり暮らし高齢者・高齢者世帯住宅補修等整備事業
○高齢者にやさしい住宅改良促進事業
○高齢者外出支援サービス事業
○家庭ごみ収集支援事業
○日常生活用具貸与事業
老人福祉施設等
○養護老人ホーム
○軽費老人ホーム
○老人福祉センター
○宅幼老所
○有料老人ホーム
-6-
3
計画策定の方針
(1)計画策定の方針
本計画は、
「第一次佐久市総合計画後期基本計画」
、
「世界最高健康都市構想・世
界最高健康都市構想実現プラン」
、
「佐久市地域福祉計画」
を上位計画とし、
国の
「介
護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保するための基本的な指針」
に対応し
たものとするとともに、
「佐久市健康づくり21計画」
、
「佐久市障害者プラン」等
との整合性を図るものとします。
(2)計画期間
本計画の期間は、基本指針
※に即して、平成27年度から平成29年度までの3
年間とします。
※基本指針・・・厚生労働省「介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保
するための基本的な指針」
(3)計画策定に向けた取り組み及び体制
本計画は、
佐久市介護保険事業計画等策定懇話会及び佐久市保健福祉審議会にお
いて、学識経験者、保健・医療・福祉関係者など、市民の方々の意見を聴きながら
策定しました。
また、
本市の高齢者の実態を把握し、
本計画策定のための基礎資料、
今後の事業
運営の参考とするため、
郵送等により、
平成25年12月から平成26年1月にか
けて、市内在住の「要介護・要支援の認定を受けていない第1号被保険者」
(元気
高齢者実態調査)400人と、
「要介護・要支援の認定を受けている被保険者」
(居
宅要介護・要支援認定者等実態調査)
1,
700人を対象に高齢者実態調査を行い
ました。
この他、市内5圏域の地域包括支援センターからの意見聴取(平成26年10月
から11月)
、居宅介護支援事業者へのアンケート調査(平成26年10月から
11月)などを行いました。
なお、庁内においては、各部の庶務担当課長等で組織されている企画調整委員会
幹事会、
副市長及び各部の部長等で組織されている企画調整委員会で検討をいただ
きました。
○高齢者実態調査
調査区分 対象者数 回答数
元気高齢者実態調査 400人 301人
-7- 佐 久
市 地 域
福 祉
計 画
佐 久
市 介 護
保 険
事 業 計
画
佐 久
市 老 人
福 祉
計 画
佐 久
市 障 害
者 プ
ラ ン
次
世 代 育
成 支
援 対 策 佐 久 市
行 動
計 画
〔 計画の位置づけ 〕
計 画 第 一 次 佐 久 市 総 合 計 画
世界最高健康都市構想・世界最高健康都市構想実現プラン
佐 久
市 健 康
づ く
り
21
(両計画の関係)
○佐久市老人福祉計画
対象 :すべての高齢者
○ 佐久市介護保険事業計画
対象:要介護・要支援認定者 二次予防高齢者
10
-第3節 日常生活圏域の設定
1 日常生活圏域の考え方
佐久市は、市を5圏域に設定しています。
これは、身近な生活圏域に、様々なサービス拠点が連携する「面の整備」を行うこ
とにより、地域住民が公共サービスを含めた様々なサービスの担い手として参加し、
コミュニティの再生や新たな公共空間の形成が図られることで、住み慣れた地域での
生活継続が可能となるためです。
面積や人口だけでなく、行政区、住民の生活形態、地域づくりの活動の単位などそ
れぞれの地域の特性を踏まえて設定しています。
2 日常生活圏域の設定
(平成26年4月現在) (単位:人)
日常生活圏域図
計 99,996 27,283
臼 田 地 域 臼 田 13,975 4,525
浅科・望月地域 浅科・望月 15,841 5,157
中込・野沢地域 中込・平賀・内山・野沢・大沢 26,515 7,104
佐久中部地域 中佐都・高瀬・岸野・桜井・前山 15,825 4,061
日常生活圏域 地 区 圏域人口 高齢者人口